容姿にこだわってしまう3つの理由
相手を選ぶとき「容姿・容貌」って大切なひとつの要素ですね。でもあまりにそこにこだわるばかりに「縁」を見つけられない、なんていうこともあります。
アメリカの心理学者バーシャイドが私たち容姿・容貌などの身体的魅力にこだわる理由をあげています。
①他者への威信
美人やイケメンを連れて歩いてるだけで、「あの人は魅力がある」とか「よほど魅力(あるいはお金、社会的地位)があるに違いない」と思わせる効果があるようです。
また、今は少なくなりましたが、男性同士での話の中で必ず出てくるのが「車、何乗ってるの?」という話題。「ベ○ツ」とか「○MW」とかだと「すげー、稼いでるなぁ」的なことになるのもこの心理ですねww。何となく年齢が上にいけばいくほどこの傾向は強くなっていくように思います。
②学習による刷り込み
5感の中で一番情報が入りやすいのが「視覚」で実に85~90%だそうです。次いで聴覚が10%程度。その他は合わせても10%くらいだそうです。
これは以前勤めた会社の営業研修で習いました。勉強したり、何かを覚えるときに「読み」ながら「言葉」に出すといい、というのは頷けますね。
私たちの社会情報収集の多くはテレビやインターネットなどのメディアが中心ですが、今やそこでは美人や美男子などを大量に目にしていて「美人・イケメンを求めることはいいことだ」という事を刷り込まれているらしいです。
確かに巷ではイケメンだ美魔女だと自然・不自然に関わらず「美」というものを求めることが氾濫してる世の中ですが、無意識の中で刷り込まれているっていうのはなんとも怖いことですね(^^;)。
③先入観
「芸能人だったらだれが好き?」と聞かれたりすることがあります。そういう時は、
「強いて言えば<長澤まさみ>さんとか<綾瀬はるか>さん」って答えます(^^)。最近は<北川景子>さんもいいなぁなんて(^^)。多分この人たちは容姿に伴って性格もよく、やさしく、たぶんトイレでは(大)なんてしないのでしょうね。いや,そう思っちゃう(笑)
「容姿・容貌が美しければ、内面も美しい」という価値観は確固として存在し、人間が動物の一種である以上「美しいもの・格好いいものは良いことだ」というのは否定できない価値観であり、そこがあるから経済等も発展してきたと言えます。
ただ少し話が飛躍しますが、今までは「美しいから」「美味しいから」「安くて速いから」が良しとされてきましたが、世間で起きる事件や事故等で、それが本当に良いのか?安全なのか?幸せなのか?って少し思うようになってきましたよね。ある程度はしょうがないとしても、先入観や今までの価値観、他者への見栄やプライドとかだけで相手選びをするのはほとんど上手くいきません。もちろん、他者からの評価などを気にしてたりしたら尚のことです。しっかりとした「心眼」を持って相手を探し、選びをしたいですね(^^)